ケロケロぴーの未知標パート2

家主ケロケロぴーの思い出し思い出しの日記です。

映画『かもめ食堂』

 レンタルショップへ行く子どもについていって、DVDを借りました。映画館で観たかったけど、観れなかった映画4本。今日は、無作為に袋から出して、『かもめ食堂』を観ることに。

 大きく動く話ではないのですが、主演の小林聡美の手の動きを見ているだけで、楽しいです。お店はかなりおしゃれです。これで生活は成り立っていくのだろうかと、変な心配ばかりしながら、見ていました。20代から40台くらいの女の人の憧れの生活ではないでしょうか。
 おにぎりの話はいいですね。昔、お米のことを調べている時に、お米を手で握った料理って日本のおにぎりや寿司やおはぎぐらいしか世界にないのです。それは、米の種類にも寄りますけど、日本のお米は、炊いた後ももっちりしているので握ることができるというのもあります。しかし、映画のせりふのように「ソウルフード」でもあるのです。お米には神さまがやどるというのは、お米を作っている国ではよくある話ですが、日本はそのお米を食べる前に、手で握るんです。大事な大事な食べ物なのです。
 豊臣秀吉が、信長が本能寺で斃れたとき、大急ぎで京都へ戻ってくるのですが、その時も、昼夜移動し続けた兵士たちにおにぎりを供給できるように命令を出していたとかいう話があるくらいで、白いおにぎりもめったに口にできる食べ物ではなかったのです。
 私が知り合いのバングラデシュの方の食事会に誘われた時、バングラデシュ出身の方が何家族かいらしたのですが、その子どもたちは、日本の保育園や小学校に通っていました。その時に、子どもたちに「おにぎり作って」と言われて、恐縮しながら、皆さんの前でおにぎりを握ったことがありました。バングラデシュの方はイスラム教を信仰していらっしゃるので、「不浄の左手を使って、ご飯を握ったらなんて思われるか」と、どきどき。おにぎりは子どもたちしか食べてもらえませんでしたが、手で握るっていうのが珍しかったのか、まじまじ見られたことが恥ずかしかったです。たぶん、無作為にやっているようで、三角形になっていくのが面白かったかもしれません。
 映画の中で、おにぎりを食べ帰っていくおじさんが、服についたご飯粒に気づいて、口の中に入れるしぐさがありますが、お米を大事に大事に扱ったおにぎりならではのエピソードで、よかったです。
 うちの子どもは、明日の朝、今日の夜のなべの残りに麺を入れて食べると言っていたのですが、私はおにぎりを握ってあげようと思ったのでした。

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://kerokerohouse.blog68.fc2.com/tb.php/146-abb86dd5
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad