ケロケロぴーの未知標パート2

家主ケロケロぴーの思い出し思い出しの日記です。

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本『岩盤を穿つ』湯浅誠

 なかなか本を読み終えることができない私ですが、この本は一気に読みました。本を買いに行く時も、『穿つ』という言葉と『湯浅』さんということだけが記憶に残っていて、いつも行く書店で
「『穿つ』って言葉が入っていたので、岩を穿つまたは石を穿つ……そんなタイトルだったかと思うのですが……作者は湯浅…名は一字の漢字……」
というので、検索をしてもらって、探してもらいました。
「ずいぶん、記憶と違っていてごめんなさい」
「いいですよ。もっと、少ない情報で探すこともありますから」
 在庫一冊ありでみつかったのですが、結局なく、二日ほど待ちましたが入荷してもらいました。
 タイトル、『穿つ』の言葉をどうして覚えていたか、ネットサーフィンしていたときにあった書評で、このタイトル部分の文章の引用がありました。
<私たちは(大企業公共事業への補助金などの優遇、守られた正規労働者、雇用保険や労組などから排除されている非正規労働者などなどの長年かけて構築された日本社会の)岩盤をコツコツ叩き続けるしかない。しかし岩にも「スジ」があり、職人はそのスジを見出して、より少ない力で岩盤を割る術を持つ。私たちもまた、そのスジを見つける眼力を鍛え続けていかなければならないだろう(p207、岩盤をコツコツ叩き続けるしかない)>
という文章が頭の中にこびりついていたからでした。
 湯浅氏の名前は、『自立生活支援センターもやい』についての新聞での連続の特集記事からであり、年越し派遣村の村長としての『活動』もしながら、『貧困』『派遣労働者』の問題についての著作・講演活動も行なっています。そういう方が政府参与として、現政権に現状提議をできるのはいいことだと思っていたのに、3月に辞任。今日、ウィキペディアで確認したところ、5月10日に再任されているようで、安心しました。
 日本の若者だけではなくすべての年齢の人々が、夢を見ることができるように、そんな国になるために、固い固い大きな岩盤を筋目を探して穿つため、今の貧困が何が問題なのかをわかりやすく説明してあるのが本書。私にできることは少ないけれど、できることをしていって、後は、社会がいい方向へ進むよう目をそむけずに見ていきたいと思うのでした。
 二ヶ月ほど前に読んだ本ですが、今でもたまに、一人の収入で生活できない学校でたばかりの子どもの話をするお母さんたちの話を聞くたびに、この本に書かれていた言葉を思い出します。

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