ケロケロぴーの未知標パート2

家主ケロケロぴーの思い出し思い出しの日記です。

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意外な発見

 意外な発見は、日常のちょっとした偶然にある。歴史をやり始めると、普段、気にもとめないことが、妙に何かとつながっているようで、ついつい調べてしまうことがあります。(こういう時、ネットは、夜中でも調べ作業ができるので便利)
 中部経済連合会という私とは縁のない法人の冊子に、『がら紡』の特集が載っているということで、借りて、家で読んでいました。ちらりと見た写真の一枚に、日本人もこんな風に水上で生活をしていたのかという写真がありました。アジアの人々の住まいで、水上の家に住む人たちの映像を見たことがあるのですが、それに似た風景。
 家に帰って、早速読みました。まず目に留まったのが、『幡豆郡の鈴木六三郎』という名。がら紡は明治に三河地方で盛んに行われた紡績なのですが、川に船を浮かべ、そこに機械を積み、自然の水流で水車を回し、それを動力にしたがら紡を行った人物として、そこには書かれていました。私が気になった写真は、その風景でした。
「この『鈴木六三郎』にもしかして……」
 小さな期待が私の中に生まれました。
 それは、私の祖父が戦前がら紡をしていたことと、祖父の苗字は「鈴木」だったからでした。「私のおじいさんかもしれない」……でも、書かれている事柄は、明治20年前後のことで、私のおじいさんとすると、年齢がかなり合わないような気がしていました。
 私は、私が生まれたすぐ後に亡くなったというおじいさんの名前を知りませんでした。そこで母に電話で聞いてみることにしました。「私のおじいさんの名前は、なんていうの?」
 
 残念ながら、おじいさんは別の名前でした。「でも、今頃、おじいさんの名前、どうして知りたかったの?」と聞かれ、読んでいた冊子に鈴木六三郎という人がガラ紡をおこなっていたと書いてあったと、母に告げました。
「ああ、そう言えば、おじいさんの一番上のお兄さんは、六三郎っていうのよ。一色町に住んでいたから幡豆郡だよね」
 母から母の両親、そのまた上の親の年齢を聞いて、表にすると、若き六三郎の姿がだんだんと浮かんできました。たぶん20歳前後の青年の六三郎が。
「そうだ、そんなこと、調べたり、考えたりすることなかった。でも、確かに、子どものとき、六三郎さんの家ののとても大きなそろばんを見た記憶がある。その昔、かなりはぶりもよかったみたいだし」
 私のおじいさんは、末弟であることと、母は、おじいさんが40歳近くで生まれた子どもであること。子どものときに生きていたという母のおばあさんは、96歳で亡くなっていること。
「すごいね。もしかしたら、その人、江戸時代生まれの人?」
「そう、安政何年っていっていたっけ?」
 
 100パーセント絶対ではありませんが、年齢、住んでいた場所などから、『六三郎』さんは、私の大叔父であるかもしれないということがわかりました。
 いつか、幡豆あたりの海運のことを調べようと思っていた私は、意外なところで、興味の糸口をみつけてしまいました。『縁』があるということは、こんなことをいうのでしょうか。母と話すまで、私は、自分の祖父やその兄弟のことをよく知らなかったし、興味もわきませんでした。
 

コメント

ガラ紡ですか

たいへんご無沙汰しています。 m(・・)m
ガラ紡といえば、臥雲辰致ですが、おそらく鈴木氏も関わりがあったんでしょうね。明治20年ころならば、小渕しちさんが立ち上げた製糸工場が稼働してまもない時期ですね。私の先祖が養蚕を始めた時期とも重なりますので、たいへん関心があります。また何か新しい発見がありましたら教えてください。

  • 2006/12/08(金) 22:32:28 |
  • URL |
  • くらじろう #-
  • [ 編集]

お久しぶりです

 くらじろうさま、お久しぶりです。
 鈴木六三郎は、臥雲辰致を訪ねて、ガラ紡について教えを得たそうです。今の仕事がガラ紡に関する所ですので、偶然、「鈴木六三郎」の記事を見た翌日、「これ、臥雲辰致の子孫の方の店が閉店するからって、いろいろ送ってもらったのよ」と長野の産物をいただきました。群馬へ行ったときは、同行の人がボランティア大会の休憩所で休んでいる時に、相席になった方が小渕しちさんの子孫だっととか。私の母のおじには、豊橋で絹糸の工場をやっていて、母は少しの間、養女になっていたそうです。
 戦国時代に思いをはせていますが、つい100何年前のことも、きちんと残さねばなりませんね。こう身近にいろいろあると、私にも多少の縁(えにし)があって、ご縁(えん)があるやもしれません。

  • 2006/12/10(日) 20:53:41 |
  • URL |
  • ケロケロぴー #1UfF.XRY
  • [ 編集]

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