ケロケロぴーの未知標パート2

家主ケロケロぴーの思い出し思い出しの日記です。

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漫画『妖精国の騎士』中山星香

 年末は何かと忙しいもの。掃除まで手が出てないのに、今日も落ち着かない一日でした。コーラスが終わった午後9時。帰り道に一つのことを思い出しました。
「『妖精国の騎士』買わなきゃ」
 昨夜、虫の知らせのようにもしかしてとふと思い、久びさに漫画家の中山星香さんのHPに行きました。すると『妖精国の騎士』は完結して、最終巻も出ているとのこと。すでに丑三つ時も越え、明日は仕事もあるし、家事もある。そのほかの約束も。コーラスも。「明日にしよう」と買うのをがまんしました。
 この『妖精国の騎士』は、私が大学生に連載が始まった漫画。描き手の中山星香さんの漫画は、中学生から、いいや、実際は、日ペンの美子ちゃんという、雑誌の裏に載っている日ペン宣伝の漫画を描いていらしたので、出会いはかなり前になります。高校生の時、とても好きだったのですが、大学入試で連載をしていたプリンセスという雑誌購入を途切れさせてから数年後、すっかり漫画から離れていた時に、この『妖精国の騎士』の連載が始まっていることを知りました。
 私は、連載終了も気づかずにいたのですが、連載開始も気づかずにいたのです。
 youseikoku54.jpg

ちなみに最終巻の表紙はこんな感じです。
 すっかり忘れていたのに、思い出すと怒涛のように「読まなきゃ」という気持ちがあふれ出てきました。そして、一番近い本屋に駆け込みました。何度見直してなく、在庫があるか、確認までしてもらいました。結果「なし」。
 大人気の漫画はそれこそ山積みに置かれていますが、新刊が出ても、なかなか平積みにならない程度。必要数しか仕入れしない本。それから雨の中、五軒目。目の前で本を店員さんに探してもらっている人がいらしたので、それを待って、
「秋田書店の『妖精国の騎士』の54巻ですが、ありますか?」
 すっと彼は手を本棚に伸ばし、一箇所を指差してくれました。
 こうして手に入れた最終巻とその前の53巻を、読みました。
 50ページ切っているのに、この展開……と少しあせりました(というのも、この話、なかなか終わらなかった話でしたので、終わらないのではないかと)。しかし、多少意味不明な展開の後に、大団円となり、そして、もう20年以上も前から決まっているラストがエピローグとしてついていました。
 というのも、中山星香という方は、この話、または、この話に続く話をもう、25年以上も前から「描きたい」とそこかしこに書かれていたし、この話の続きの話というのは、もうすでに描かれているからでもあります。
「20年かかって、最後はばたばたに展開してる……」
と、思いましたが、さすが、中山先生は、この後の後日譚をすでに4作描く約束を編集部としているそうです。彼女らしい……
 とにかく、ファンタジーを描くために、新人の頃は、ラブコメモノを描いたり、読者の票を多く取る努力を惜しまなかった中山先生。ホントに「プロの漫画家」です。30年近い(最初の構想はもっと昔)年月がかかっているので、固有名詞や話などに出てきた矛盾をなんとかいろいろクリアさせて描いていらっしゃるのも、自分の作品を愛しているからこそでしょう。
 私も自分の作品を愛さなくちゃ。『妖精国の騎士』は、書き続けるっていうのはどういうことなのか、学ばせてもらえた作品でした。

 中山先生、連載終了おめでとうございます。この終了は、昔のような挫折のある連載終了ではなく、存分に描けた連載終了でありますように。十年近く前にネットを始めた頃、中山先生のHPをみつけ、掲示板で先生と会話し、リクエストにも応えていただき、また私のページにも来ていただき、私はいい加減なファンですが、とてもうれしかったです。
http://blog-imgs-40.fc2.com/k/e/r/kerokerohouse/youseikoku54.jpg

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  • 2008/01/05(土) 04:40:24 |

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